日本臨床音楽療法学会の概要

 

 

 

本学会は、昭和62年に発足し福岡市を中心に活動を続けてきた「九州音楽療法研究会」を発展的に改組して平成18年4月に結成された学術団体です。本会の運営は、独立に行なわれており、他の音楽療法関連団体の下部組織ではありません。しかしながら、もちろん他の団体とも友好的な関係を維持し、ともに発展していきたいと考えています。

 

会員は、「九州音楽療法研究会」旧会員のうち新学会の会員として移行することを希望された人と、新規に入会された会員で構成されています。

 

本会は、音楽療法臨床の現場に身を置く人たちが、一層の自己研鑽を積み、利用者(患者さん、クライエント)へのよりよい支援・治療を行なえるように成長していくことを目的に結成されました。よって、「正会員」として参加するためには、現在音楽療法の実践を行なっていることが必須の条件となります。また、将来音楽療法を実践するため、養成教育機関において勉強中の方々は「学生会員」として参加できます。さらに、音楽療法実践を行なっていらっしゃらなくても、会の趣旨に賛同される関連領域の方々には、「会友」として参加していただくことが可能です。

 

本学会は、当初「九州」という名をかかげておりましたが、会員が全国に広がり活動範囲も全国に及ぶようになったことから、学会活動の実態に合わせ平成27年の会員総会において「日本臨床音楽療法学会」と改称し現在に至ります。